ハンドメイドフレーム, 修理修復

額縁の金箔補修 を出張作業してきました。

「出張して額縁の補修をして欲しい」  との依頼でした。

対象品の重量や大きさ、数量もそうですが、物を移動するより人が移動したほうが賢明と判断、一式道具を持参して現地に行ってきました。

とある新装施設にすでに設置されている大型ミラーフレーム。 事前に提出されたの資料等で米国製本金箔水貼り仕上げではないかと想定、現地入りして現状を確認しました。

金箔補修作業-012

部分的に金箔が剥がれ、下地が見えています。水拭きで擦ってしまったか、テープのような粘着物を貼ってしまったか・・・いずれにしても水貼り本金箔額縁にはご法度な行為であります。早速その場で材料道具を準備して、補修の開始です。

金箔補修作業-013 壁に展示したままの状態で新たな金箔を張ります。

金箔補修作業-016 未乾燥の状態でメノウ磨きをして輝きを出します。

金箔補修作業-018 金箔補修作業-017 金箔を擦り出しして他所との仕上げに合わせます。

金箔補修作業-006

額縁製作は平面にして作業するのが当たり前ですが、今回は巨大なために壁面より外すわけもいかず、足場に乗っての高所作業。壁面や他の調度品(超高級そうな)を汚さぬように気を遣いながら、1枚の額に数か所、計5枚の補修を延べ4日間で完成しました。

金箔補修作業-003 ホテルの部屋では下地素材の調合をしていました。