板に描かれた古画を細長に額装

ご自宅の倉庫から出てきたとという古い板絵。作者不明ではありますが、墨と日本画で描かれた趣のある作風です。ご家族にとっても貴重な遺産でもあります。
おまかせにてオリジナルの額装を手がけました。板の大きさは173×12cm、長さはありますが幅が狭いのであまり額幅は太くせず、高さのある箱型仕様にできる型を選び、天然木目に味のあるオーク素地材を使用。煤焼けた板目の雰囲気を壊さない額装を想定して、額色も時代風の手塗り仕上げにしました。
上部には引っ掛け用の穴が開いていましたので木製フックを作り、底部のみ押え棒を付けてぶら下げ状態にしました。どちらも板色に合わせ塗装しました。
【額装No.18-01】
額縁: オーク材モール 手塗仕上げ
仕様: アクリル入り、布貼り台座パネル&スペーサー
外装:
額縁外寸法: 190×26cm
当時価格: 52,000円
(製作:2017年7月)
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