キャンバスや布に描かれた作品は、新たに木枠やパネルを製作して額装します。

海外などの旅行先で絵画、美術品を買うことがあります。油絵などのキャンバス作品は木枠に張られている場合が多いので、購入しても小品ならともかく、そのままでは持ち帰るのが大変です。そのような時は、「木枠から外して、丸めて持ち帰りたい」と相談してみましょう。大抵は応じてくれるはずです。
さて、無事に丸めた状態で絵画を持ち帰ることができて、やはり自宅、オフィス等に飾りたくなります。ただそのまま広げて貼り付けるわけもいかず、やはり額装して飾りたいものです。
作品構図に影響しなければ多少縮小してでも日本の規格号数に合わせ、コストを下げる事ができます。どうしても合わなときは、特注サイズの木枠や合板を製作して、額縁も特注にて合わせる事ができます。海外製の木枠は荒削りや曲がっている材が多いので、逆に日本製にて作り直したほうが保存性にも優れている場合があります。
旅先で購入された特大絵画は丸めて郵送されてきました。当店で丈夫な木製パネルを作り、張り込んだ後に額装しました。
額縁の深さや張りしろが無い場合は、6~12mm位の合板に張る場合もあります。コストカットにもなります。
こちらはお土産の欧州絵画。マット加工をプラスすれば、日本の規格サイズの木枠と額縁を使用することもできます。
キャンバスのまま展示するとの事で、サイズに合わせた木枠を作り、作品張りしました。
こちらの大型作品はキャンバスの側面を見せる額装でしたので、裏側で釘止めする張り方にしています。
木枠用のモール材の販売もこちらで紹介しております。棹売り、45度カット売り、枠組み、作品(キャンバス)張りと多様に対処致します。お気軽にお問い合わせください。
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