額縁製作工程

最高級額縁制作 ~ハンドメイド本銀金箔フレーム2019~

「SAKURA」キャンバス画額装

今回の額装のイメージはずばり「桜」です。3種類の箔を使用して水貼りした特製額縁で製作しました。

内側は本金箔(22K)、角は盛り上げてホワイトゴールド箔(12K)、幅広面は櫛模様を入れた木地に本銀箔を貼って磨きます。

支給された更紗を裏打糊貼りして、今回はライナー(内枠)に使用しました。角に柄が合うように工夫しました。

【額装No.20-01-12】

額縁仕様: KOHF20-01-87 木製モール材+本金銀箔水貼スリ出し仕上げ
額装仕様: UVアクリル、手貼り更紗布ライナー 箱型額装
額縁外寸法: 84×74×厚み7cm
額装当時価格: 円(税別)

(製作:2019年10月)

 “Ogaki”ロゴプレート

 

アンティークカード額装

エイブラハム・リンカーンのアンティークポストカードを当時代風にして欲しいとのご要望で、本金箔貼り額縁を製作して、アンティーク風のハンドメイドフレーミングにしました。

今回も仕上げ違いの2種類の額縁を製作して、最終決定した額装がこちらです。

【額装No.20-01-12】

額縁仕様: KOHF19-11-85 型物下地モール材+手彫本金箔水貼古美仕上げ
額装仕様: ミュージアムアクリル、手貼りビロード地マット古美加工
額縁外寸法: 32,5×26,5cm
額装当時価格: 45,000円(税別)

(製作:2019年11月)

 

絨毯額装

店舗内の展示しています『ハンドメイド本銀・本金箔フレーム』を、初めてのご来店のお客様がお気に召していただき、新規に製作することになりました。

 

ルーターにて型木取り。組み上げ後に角と中央には飾り駒用の薄板を貼り、彫刻加工。

木地調整をした後に下地石膏塗り。乾燥後に表面研磨、赤と黒色の箔下用との粉塗り。

  

本金箔、本銀箔を水貼り後、メノウ棒にて磨き、仕上げに下地の擦りだしと古美仕上げにて完成。

 

【額装No.19-06A】

額縁仕様: KOHF19-4-82 木製手彫本銀金箔水貼仕上げ
額装仕様: UVカットアクリル、手貼り布台紙に絨毯縫い付け
額縁外寸法: 67.5×46.5×2.5㎝
額装当時価格: 85,000円(税別)

(製作:2019年3月)

これらの手作り額縁は、作業工程にとても時間がかかりますので、完成まで数か月の期間を頂いております。掲載以外にも多種多様なハンドメイドフレーム額装をしております。ご要望、お見積り等お気軽にお問い合わせください。

額装オーダーの手順に関しては、こちらでご案内しております。

 

 

額縁の塗装って、意外と難しいのです!

まず、何が難しいと言えば、何色に塗装すのか?
どのような塗料が適しているのか?
刷毛塗り?吹き付け?
どの箇所から塗っていくのか?

色に関して一般的には、木地色からブラウン系、白黒系が多いですが、赤、青、黄色など自由な色でもよいと思います。ただ、額縁の場合は中身の絵に合わせなくてはなりません。絵と同系がいいのか、引き締まる色がいいのか、奇抜な色の方が面白いのか・・そんな事を考えてしまうと悩んでしまいます。我々専門家でも絵を引き立たせるためには何色がよいのかと、常日頃から数あるサンプルと突き合わせています。

額縁の塗料に関してですが、水性、油性のステイン系の塗料は材質の木に良く染み込み、木目の強弱を出した味わいを表現できます。木目を見せない塗装にはカシューやアクリル系顔料を使用して、きれいな面塗装する方法と、凹凸や下地色を擦り出した個性的な塗装方法があります。いずれにしましても色落ち剥離せず、耐久に適した塗料を選ぶことが必要です。

単品の細縁の場合は刷毛塗りが適していると思います。数量もあり塗装面積が広い場合や、ムラ塗りを出したくない塗装には吹き付けやスプレー塗りが楽だと思います。刷毛塗りの他にスポンジやローラー等で塗料を均一にのばす方法もあります。また仕上げのクリアーニスだけはスプレーを使う場合があります。

さて、最後にどの場所から塗っていくのがよいかと言えば、非常に難しいです。表面からがよいのか側面からがよいのかは、額縁の形状やサイズ、上記の選択によっても変わってきます。枠組みのまま塗装しますので、額縁の角は塗り重なりになることが多く、そこだけ色濃くなってしまったり、逆に薄くなったしまうこともあります。また、4辺を同じ濃淡で仕上げなくてはいけません。ほかにも端先部分の角は塗りずらい箇所でもあります。

と、長々説明しましたが、ご自身で作る額縁の場合は多少の塗りムラもまた味があってよいです。色々と挑戦してみてください!

一応、私どもの作業も簡単に紹介します。

  
オーク素地材を中心に木地組みしました。額角の微妙な段差や角面取りの研磨で、塗装した後に影響してきます。


“ウォールナット”、“オリーブ”、“ミディアムブラウン”などの色名称の自然素材系塗料にて着色します。オーク材は木目が強く出ますので、『和アンティーク』のイメージなフレームができます。


角塗りは液だれや溜まりになりやすいので注意が必要です。
完成品はこちらです。

 
現代アート額装にもよく似合うウッドホワイト仕上げ。メープル素地材に角は“ちぎり(かんざし)”を入れて組み上げました。水性ステインにとの粉を混ぜて、多少の“粉っぽさ”を残します。
完成品はこちらです。


タモ材枠に2色のステイン塗装をして、色の深みを出します。


特注の吹き付け塗装の額縁です。モール材の見本と同じような型に仕上げましたが、角はつなぎ目が全く見えない職人仕上げです。

当店では、額縁の素地材だけの販売も致しております。棹売り、45度カット売り、組み立て売りから選択できます。
額縁の製作、塗装をご自身でしてみたいと興味がありましたら、こちらも参考にしてみてください。

また、完成品額縁のご希望は、特注塗装額縁をどうぞご覧ください。

 

最高級額縁 ~ハンドメイド本金箔フレーム(ご注文品)~

私どもの手作り額縁をお気に召していただき、お客様よりご注文を承りました。時間と予算はかかりますが、ひとつひとつ作品に合わせた完全1点物の逸品額縁です。

過去の製作例をご紹介します。

F20号の古い油絵の額装です。
特注幅広額に削りを入れて、アンティークを強調したゴールド古び仕上げにしました。
都内在住の新規お客様でしたので、打ち合わせから作品の引き取り、完成後の納品まで致しました。

【額装No.17-0320D】

額縁仕様: KOHF12-1-68 木製手彫本金箔水貼仕上げ
額装仕様: UVカットアクリル、本麻布貼り、布貼りタトウ箱・黄袋付
額縁外寸法: 94×82×5㎝
額装当時価格: 250,000円(税別)

(製作:2012年1月)

P10号のキャンバス画を箱型額装にしました。
作品に合わせ、白、金色を基調にして、青色を薄くスリ出ししています。
作品と額の空間にはグレイ色のビロード地を貼りつけています。

 

 

【額装No.17-0320C】

額縁仕様: KOHF11-7-66 木製手彫本金箔水貼仕上げ
額装仕様: UVカットアクリル、ビロード布貼り、布貼りタトウ箱・黄袋付
額縁外寸法: 74×62×6㎝
額装当時価格: 140,000円(税別)

(製作:2011年2月)

店舗内に展示していた見本額をお気に召していただき、ミラーフレームを製作しました。
鏡は重量もありますので、強度も必要になります。

 

【額装No.17-0320B】

額縁仕様: KOHF11-9-67 木製手彫本金箔水貼仕上げ
額装仕様: フレーム+裏板(鏡はお客様持参)
額縁外寸法: 60×50×2㎝
額装当時価格: 80,000円(税別)

(製作:2011年4月)

当店のホームページの特製額を閲覧されて、初めてご注文頂いたお客様です。
遠方でしたのでご来店ではなく、メールだけのやり取りでお任せいただきました。
ご自身制作の刺繍作品を額装しました。

作業工程(木彫り~石膏塗り~下地塗り~金箔貼り~仕上げ)を大まかに掲載しました。

【額装No.17-0320-A】

額縁仕様: KOHF07-1-48 木製手彫本金箔水貼仕上げ
額装仕様: アクリル、布巻込みマット・面金、布貼りタトウ箱・黄袋付
額縁外寸法: 71×57×3.5㎝
額装当時価格: 70,000円(税別)

(製作:2006年12月)

こちらの手作り額縁は、作業工程にとても時間がかかりますので、完成まで1~2か月の期間を頂いております。額装オーダーの手順に関しては、こちらでご案内しております。

本金箔貼り高級フォトフレーム販売開始しました。

ハンドメイド本金箔フレームのより詳しい作業工程は下記サイトでもご覧いただけます。

特製本金額製作工程の紹介 『SMキャンバス画』

特製本金額製作工程の紹介『林武パステル作品』

最高級額縁 ~ハンドメイド本金箔フレーム(店舗展示品)~